そもそも建退共って何? -建設工事現場で従事する方全員のための制度-
第1回東京オリンピックが開催され、東海道新幹線が開通した昭和39(1964)年、建設業の「業界退職金制度」として、「建退共」が国会の立法(中退共法)により創設されました。
工事を受注するごとに労働者を雇用するという特色のある建設業では、一つの企業ごとの退職金制度はなじみません。そこで、労働者が建設業界を引退する際に、今まで勤めた複数の建設会社での実績を通算して、退職金を受け取れるというしくみの退職金制度を作ったわけです。
当時は建設ラッシュの時代であり、労務者の確保のために社会保障制度を充実させる政策が必要でした。
そのため、建退共は日雇い労働者の方のための制度というイメージをお持ちの方が多いのですが、技術者、常用の技能労働者等、幅広く現場で働く方を対象としています。
例えば、現場事務所の事務職員の方(現場事務)、役員報酬ではなく従業員給与を受けて現場に出ている役員(代表者を除く)も対象になります。
2011年を契機とする復興需要、東京2020オリンピック、リニア中央新幹線着工等、建設投資が回復しつつある現在、技能労働者・若年層労務者の不足は顕著になっており、建退共の制度趣旨の重要性が高まっています。
建退共本部認定 ナイスファイト建退共事務組合認定番号0394号
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THE HUB日本橋兜町418号
建退共に日本一詳しい行政書士 谷口 竜太 プロフィール
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